「神宮寺」について

須賀連合町会長 谷口 均

 この春に情報誌「すが」を発刊し多くの皆様にご購読いただきました。併せて、関係先にお配りしたところ、多くの方々より力強い賛辞と支援の申し出をいただき、誠に有難いことと感謝いたしております。本号も皆様の関心ある紙面にいたしました。引き続きご愛読をよろしくお願い申し上げます。
 さて、連合町会の主目的である町内資産の管理につきましては、毎年度の総会毎にご報告と管理状況の話し合いをしています。これまでは土地の管理を主目的として対応してまいりましたが須賀にはさまざまな建造物があり、地域の皆様がお使いの資産である以上これらの管理に目を向けて対応してゆかねばなりません。これまでは「だんじり小屋」と「消防車庫」のみを対象としてきました。
 歴史的建造物である「神宮寺」は、須賀が錦郡新田として江戸初期に開墾されたのち、地域の唯一の信仰や住民の集会所として今まで守られてきています。
 この歴史的建造物に先般、羽アリ被害が見つかりました。この折りは関係者にて駆除対応を行っていただきました。しかし、須賀での数少ない歴史的建造物である「神宮寺」は地域と関係者にて維持管理するしかありません。 一時は選挙の投票所として、また、現在も諸団体の集会所として皆様に利用されている現状では連合町会が一次責任者の役目を負うしかないと考えています。白アリ被害の補修も含め、どのように「管理」「保全」を進めるかは、皆様の理解を得ながら進めたいと思っています。
 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

情報誌須賀第2号PDFファイル